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理事長所信

社団法人 稲沢青年会議所
2010年度 理事長 梶浦 祐樹


生命(いのち)

あたりまえの日常生活の中で、生きていることを感じていますか。生きていることを考えていますか。そして、生きていることに感謝をしていますか。

私たちはこの世に生を受け、母なる大地‘地球’で生き、そしてこの‘地球’に生かされています。地球上で生きている全ての人や生物は、毎日を一生懸命自らの生命と向き合い生きています。しかし、いかなる理由からだとしても命に背を向け、自ら命を断つという悲しい現実があります。
我が国の自殺者は交通事故死者数をはるかに上回り、17分に1人、年間約3万3,000人もの人々が自ら命を断っています。それだけではなく、尊い命を奪う悲惨な事件が、年間約1,300件起きています。この命に関わる悲しい現実が毎日のように報道され、私たち大人や未来を担う子どもたちがどのように感じているのでしょうか。
‘命’は全ての人に与えられた尊い時間です。この時間を自分のためだけでなく、人のため、未来の子どもたちのため、地域のためにほんの少しでも良いから使うことが心ある温かな地域の和となるのです。
あなたがいて、あなたといて、そしてこの稲沢(まち)に生まれて良かった。生きていることに感謝でき、生きていることを感じられるようになれば、思いやりが生まれ、生きる力へとつながります。

私は、地域の人と人との絆を育む力の源となり、「明るい豊かな社会」を築きたい。



今の子どもたちに

どんな時代でも、世の中には変わらないものがあります。それは、子どもたちの屈託のない笑顔。その笑顔は世界共通であり、たとえどのような境遇でもかけがえのない笑顔を見せてくれます。未来を担うこの笑顔を私たちがつなげていかなければいけません。
未来を担う子どもたちは、夢をえがき目標を持って生きていくことが大切です。
情報化社会となった今、親も子も大志を抱きそれに向かって頑張るより、現実を見すぎて無理だとあきらめてしまうことが多いのではないでしょうか。
自分を好きになることも大切です。自分を好きになれば人も好きになれます。自尊感情を育むことにより未来をみるようにもなれます。

夢は原動力!夢をあきらめるな!

夢や目標があれば、それに向かって活力が生まれ生きる力になる。
夢や目標があれば、おのずと自分の進む道を進もうとする力となる。
夢や目標があれば、頑張ろうとする気力が生まれる。
夢や目標があれば、思いやりが生まれる。
夢や目標があれば、それに向かって協力しあい、友情が生まれる。

過剰な情報にとらわれず、子どもらしく元気に「生きている」ことを楽しもう。



まちの頑固おやじでありたい

私たちは自信を持って背中で語れる大人でしょうか。地域で見本となれる大人として活動しているでしょうか。地域の中でコミュニケーションはどれだけとれているのでしょうか。未来を担う子どもたちのために、そして稲沢(まち)のために、「明るい豊かなまちづくり」を理念とし活動している我々は背中で語るおやじであるべきです。
地域のおやじとして、私たちは子どもたちに対して胸を張れる行動をしているのでしょうか。無理な道路の横断、道などに投げ捨てられている無数のゴミなど、目を覆いたくなる光景をよく見かけます。そのような行動をしているほとんどが、もしかすると大人なのかもしれません。
子どもたちは、我々が思っている以上に大人の行動を見ています。あいさつにしても、子どもたちの方が良い反応をします。これではあいさつのできない子どもたちが増えても大人は文句も言えないし、注意もできません。このように、私たち大人のモラルの低下している状態では何も変わりません。    
私たち、青年会議所の会員が地域の見本となり、その私たちの活動や行動を見て、地域の大人たちが感じ、また地域の子どもたちが感じ取り、その和が広がることで地域に住まう大人のモラルの向上に繋がり、頼もしい大人の背中を地域に多くつくることができます。ひいては、地域とのコミュニケーションとなり、犯罪の抑止などに繋がっていくのです。



地域とのつながり

我々、青年会議所は明るい豊かな社会の実現を理想とし活動している団体です。地域に根ざした公益法人格として、一人ひとりが稲沢を愛する意(こころ)を強く持ち、地域の特性を活かし、市民や行政の共感を得ながら自らが率先し地域の活性、環境美化、有事に強いまちづくりを展開していかなければいけません。
社団法人 稲沢青年会議所として、そして地域のリーダーとして、何を求められているのか、何をしなければならないのか、何ができるのかをしっかりと見極め、地域のために力となり新たな道を創りだし、夢抱くまちづくりを進めていくことが、地域の活力となり地域の活性化に繋がります。
我々青年会議所の活動は、近隣LOMはもとより様々な組織、団体との連携によって成り立っています。そのネットワークの構築が我々に広い視野を与えてくれています。青年会議所の組織力をあらゆる分野に活用する事が出来た時、地域の力や豊かさは更なる上昇の一途をたどるでしょう。そのためには地域のまちづくりのリーダーシップをとる団体として、一人ひとりが「稲沢に貢献する」志を持ち、一人ひとりの資質を向上させ、協調性・団結力を持っていかなければなりません。一人よりも二人、二人よりも三人・・・同じ志を持つ同志が多ければ多いほど、他の団体や市民から頼られる存在になっていき、その和が青年会議所運動の枠を超え、真のまちづくりに繋がってゆきます。
今出来る精一杯のことを、稲沢(まち)の将来(さき)を見つめた明るい地域社会のために・・・。



想いが一つになれば

混沌とした時代だからこそ、私たち青年会議所会員は一つにならなくてはいけません。
世界的に混沌とした時代にある現在、今は苦難の時代として行動しないで過ごしていくのではなく、混沌とした苦難の時代だからこそ結束し、積極的にひとづくり事業やまちづくり事業に取り組んでいくことが大切です。
私たちの想いが一つとなり行動した時こそ、他にはない素晴らしい力を発揮します。エネルギーと知識、行動力ある組織なのです。我々は一つになり、力を出し、道を切り拓いていくことが大切です。私たち社団法人稲沢青年会議所は、会員一丸となり地域のために想いを形にする事業を展開していきましょう。それには、社団法人 稲沢青年会議所のメンバーとして志を高く持ち、全員で積極的に事業に取り組んでいくことが大切です。
社団法人 稲沢青年会議所の足跡を振り返り、継続されるべき連携は更に強固に築き上げ、新たな連携に活動方向を模索していくのが我々の責務なのです。
地域の発展は地域の「連携」から始まるのです。



仲間との出会い

人生の出会いには、様々な出来事があります。それは上手くいくことばかりではありません。むしろ上手くいかないことのほうが多いくらいです。そんな時こそ、人と人との間には、つながりと感動、感謝が生まれます。失敗をした時、一人で行き詰まっている時、手を貸してくれる人がいたり、皆で支え合ったり、仲間の協力で乗りきることができます。そこには人と人のつながりが芽生え、感謝の気持ちが生まれます。その経験は、人が困っている時に「なんとかしてやろう!」と自ずと動く力となるはずです。人は一人では生きていけません。人にはそれぞれの力があります。その力が一つの和となったとき、「素晴らしい力」を発揮し進んで行くことが出来ます。
私は、異業種の人材が集い、互いに高め合う修練の場が青年会議所であり、さまざまな出会いや、多くのことを学び吸収できる場所でもあると実感しています。
この年代に議論し合い、実際に事業を起こし行動する団体は他に類を見ないのではないでしょうか。
この素晴らしい団体に一人でも多くの同志を増やし、稲沢(まち)づくりを実践していくことが次世代につなぐことになっていくのです。



我々は公益法人格である

社団法人 稲沢青年会議所は公益法人格です。
法人制度改革に伴い、公益法人格取得に向け動き出しています。
私たちJAYCEEは、人のため、まちのための尊き公益人材であり、我々社団法人稲沢青年会議所はその集合体であることからも公益法人格でなくてはなりません。
2010年度は、公益法人格取得に向けての準備段階とし、次年度以降へと繋ぐ重要な年と考えています。
会員の一人ひとりが公益法人格を目指す団体の一員として自覚をし、青年会議所運動を広げていきます。



結びに

私は、生命(いのち)の大切さと生きていることへの感謝を忘れません。そして、人との出会いや感動を原動力として生きた青年会議所活動をしています。

我々は志を高く持ち、地域の未来をこの手で創り、かけがえのない地域と共に生きる道を切り拓いていきます。
2010年度 社団法人 稲沢青年会議所は、公益法人格であることを意識し、頼もしい大人の背中を地域に波及させ、夢ある未来の稲沢(まち)の実現にむけ、会員が一つになり生きたJC活動を展開していきます。

どうぞ、皆様方の温かいご支援ご協力を心よりお願い申しあげます。

2010年組織図

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